夏越
2008年6月25日
十二月の年越と、六月のはらいを 夏越(なごし)の祓(はらえ)と申します。
夏越は、神意をやわらげる意味の和し(なごし)であるといわれ、この夏を無事健康
に越せるようにと六月三十日に行われるもので、古くは農家にとって田植え終了後の
いましめ又つつしむべき忌みの日でもあったようでございます。
この夏越では、茅の輪(ちのわ)という茅(かや)で作った輪形を拝殿や鳥居の所な
どに設け、神官がくぐった後に続いて参拝者もくぐって災厄をはらう「茅の輪くぐり」
や、また人形(ひとがた)の紙切れに身の災いを移し、川に流したりも致します。
今週の初の膳 / 酒の肴膳は、「夏越」をテーマとして
人形木の芽やっこ、茶魚そうめん、鱧ちくわ酢
水前寺海苔にしきぎ、笹身みょうが焼き
うなぎ肝汁、 お口すすぎは 桃茶 でございます。
私達も月日の流れにながされて今年も早や半年も過ぎ去さろうとしております。
この夏、皆様のご健勝を祈念申し上げます。
造り手と語り、魂の酒を飲む会 第一弾
2008年6月24日
私が「魂志会」と出逢ったのは、今年1月下旬頃
(株)酒商山田の山田淳二社長が中国新聞に執筆ご紹介されていた
「私の口福/出会いに一献」シリーズno.17 のコラムでした。
料理と酒が生かし生かされつつをモットーとし
ただ不勉強なことに一銘柄酒にこだわり続け26年間。
この度、4月のリニューアルを機に
何か面白いご提案がないものかと思ってた矢先の出逢いです。
温暖な瀬戸内の気候風土に育まれ、今や広島県内あちこちで
個性ある酒が生まれ、飲み手をうならせる酒が誕生してる最近。
今や酒徒の注目を浴び、若手蔵元&杜氏が切磋琢磨し競い合う
「魂志会」の活気溢れた魅力を、酒商山田さんの御協力を得て
ご紹介させて頂くことと相成りました。
造り手と語り、魂の酒を飲む会 ・ 第一弾
天寶一
五代目蔵元 村上康久
[ 魂の酒を語る会 ]
広島の若き蔵元のリーダーとして活躍される 村上康久さんを囲んで
夏に爽快な酒から、味わいのある純米吟醸酒、そして、お燗酒と
幅広い日本酒の楽しみ方を熱く語って頂きます。
日 時 平成二十年七月十日(木) PM7:00~9:00
場 所 爐談亭
定 員 三十名( 定員となりましたので お申し込みを締め切らせて戴きます。7/3 )
今回の真打 五代目蔵元 村上康久(次回 只今の所 未定)
木 戸 銭 六千円(酒代、料理代、語り代の全て込み)
お 酒 天寶一蔵元セレクション
お 料 理 天寶一と爐談亭のコラボレーション料理をお楽しみ下さいませ。
主催/爐談亭 協力/廣島魂志会、(株)酒商山田
お問い合わせ&お申し込み先/082-247-1378 爐談亭 三浦
蛍狩り
2008年6月20日

花名 螢袋(ほたるぶくろ) 捕まえた螢をこの花の中に入れ花弁の先端を結び、幻想的な螢光を楽しむと云う。古人は、何んと風流な遊び心をお持ちのようでしたね。
私の子供時代には、初夏の夜には幻想的な螢狩で癒しの体験をしたものでございます。時は農薬の為、螢の餌となる川蜷(かわにな)が姿を消し、螢も次第に見られなくり、わずかに残された自然環境の中で健気に生きておりましたが、最近では農薬規制、また保護活動などにより生息環境も整い始め、蛍狩りの声を耳にするようになりました。
今週の初の膳 / 酒の肴膳は、「螢狩り」をテーマとして
ほたるいか黄身酢、若鮎揚せんべい
家猪梅煮、淡雪豆腐、紫じゃこめし
粟麩と瓜の味噌汁、 お口すすぎは、しそ茶でございます。
螢は、源氏蛍と平家蛍に代表されます。無数の蛍が入り乱れて飛ぶ情景を蛍合戦といい、宇治の蛍合戦は源の頼政の怨霊の現われとの伝説もございます。水辺の闇に神秘的な光を明滅して乱れ飛ぶ 夏の優しの虫「蛍」のさまは、まさに初夏の風物詩と申せましょう。
奏楽シリーズ vo.2
2008年6月12日
爐談亭 奏楽シリーズ Vo.2
昨年如月には「早春の音楽茶会」と題して 早春の篠笛&お手前をお楽しみ戴いた所、ご好評につき この度は落語家「善亭ぶ生」さんをゲストに迎え爐談亭の空間と、水無月「 篠笛&落語」の三味一体 コラボレーションを企画致しました。
篠笛 <梶川純司フルート 篠笛奏者/音楽総合プロデューサー>
http://blog.goo.ne.jp/kazeno-ie/
落語 < 善亭ぶ生 広島演芸協会所属/ツアーコンダクター>
http://www.k5.dion.ne.jp/~japan-t/
日 時 / 平成20年6月15日(日) 一の席 午後1時30開席 / 二の席 午後4時開席
会 費 / 3.800円(各回30席限定)観賞、生ビールor ジュース含む
※全席予約制でございます。
会 場 / 爐談亭 広島市中区胡町2-23 銀山町電停前もみじ銀行本店うら通り
082-247-1378
主 催 / 朴風の会 お問い合わせ,お申し込み先 080-1913-4513(伊藤)
又は090-1685-0052(梶川)
入梅
2008年6月10日
暦の上では十日が入梅。関東地方はでは既に梅雨期に入ったとか。梅の実が熟する頃の雨なので梅雨と申すそうですが、古くは陰暦五月にあたるので五月雨(さみだれ)とも云いこの時季に雨が降らない事を、空梅雨(からつゆ)とも申します。いずれにせよ じめじめとした肌寒さを覚える日もあって、誠にしのぎにくい月ではあります。しかし見様、考え様では風雅なもので「五月雨や色紙へぎたる壁の跡」な
どと侘びに興じた芭蕉をしのび いっそ「雨を楽しむ」と開き直り、五月雨の音を酒
の肴にと洒落込むのも結構なものかとも存じます。
今週の初の膳 酒の肴膳は、「入梅」をテーマとして
海老の紫陽花揚げ、蜆と瓜雷干しの辛子酢味噌
青煮梅、新牛蒡香り炒り煮、空豆夏鴨真薯、
鰯つみれ汁、お口すすぎは、香煎茶です。
巡るめく花の移ろいに誘われて、今週は梅雨の花「紫陽花」を亭内いっぱいに配し
酒の肴にお楽しみ頂ければと思うちょります。
夏祭り
2008年6月06日
稲荷大明神の祭礼通称「稲荷(とうか)さん」で本格的な夏を迎えます。
今週の初の膳 酒の肴膳は、「夏祭り」をテーマとして
柿の葉祭り寿司、お稲荷なます、落花生豆腐、
うなぎの蓼味噌焼き、ぶんどう煮こごり
はも魚そうめん汁、 お口すすぎは、すだち茶でございます。
この円隆寺は修法師(しゅうほっし)によって護られ、旧暦五月五日(新暦6月初め)
を明神の祭日とし、祈祷会を行い災厄を祓うときなので、この日をとって厄払いの
祭りを行うことになりましたようです。この時節にすれば真夏への切り替え時なので
大正初年から この日を真夏への「衣替え」とし、浴衣の着初めの習いとなったもの
で夏を健康に過ごせますようにと祈ります。この夏、皆様の御健勝をお祈り申し上げ
ます。






