月見
2008年9月08日
仲秋の名月とは陰暦八月十五夜の満月を申し、今年は九月十四日にあたります。
月の前に秋の七草を飾り[ 団子,柿,芋,酒 ]を供えて名月を賞でるのが月見の宴で
ございますが、古人は冴え渡る月の光を心行くまで鑑賞するために、総ての明かりを
消したものと申します。古来よりこの夜 月を賞するに衣被(きぬかづき)を三方に盛って
供える風習から 仲秋の明月を一名 [ 芋名月 ]と呼び里芋や柿を供え、これに対して
陰暦九月十三夜の月を「栗名月、豆名月」といい、栗や大豆を供えて月を賞でます。
今週の初の膳/酒の肴膳は、「月見」をテーマとして
鯛栗の月色蒸し、秋茄子と枝豆の胡麻和え
叢雲の月とろろ寄せ、柿なます、里芋松笠焼
月見団子汁、 お口すすぎは、にごり酒 でございます。
また十五夜の月見をして十三夜の月見をしないことを片月見といって昔の人々は嫌っ
たもので、夫婦が別々に月見をするのをそう呼んで禍いがあるという地方もあります。
因に、「叢雲の月」のとは雲で見え隠れする月のことで、何と風情ある表現ですね。
今週は、十五夜や十三夜にお供えする食材を使った「お月見」の膳でございます。
今年の月見の週には梶川淳司さんを迎え、月見の風情と篠笛演奏をお楽しみ頂きます。
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