事始め
2009年12月14日
「事納め」が、まだなのに「事始めとは何ぞや」と思われてる方もおられましょうが、
古来、陰陽学から陽の数字の極みとされた師走の十三日を「事始め」と申し、
正月の準備に取りかかったそうです。正月の準備に取りかかると云うことは、
事は始まったと解釈しても宜しいようで、京阪地方の商家、茶家、芸能界では
この日、衣服を改め日頃恩恵を受けている主家へ鏡餅を持参し祝着の意を表す
のが習わしで、この餅を「事始めの餅」と申します。事始めの礼も、歳暮の習わしも、
由来はともあれその心は同じであり、一年の終わりに感謝を込めて贈り物を持参し
御挨拶すると云うことは、これは人間の気持として自然な習わしでございましょうね。
今週の初の膳/酒の肴膳は、「事始め」をテーマとして
海老真薯吉野仕立て、落ち鱚末広うに焼き
姫くわい揚げ、蕪千枚重ね寿、比婆蒟蒻田楽
お事汁、 お口すすぎは、揚げ餅 でございます。
事始めのこの日から地方によっては門松を立てる所もあり、煤払いをする地方もあり
中国、九州では「正月始め」と云い、岐阜では「正月起こし」とも申すそうです。
早いものですね 約3週間後には正月を迎え、早や一年を終わろうとしております。
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