年越し
2009年12月28日
心忙しい年の暮れ。いろいろと思い出の多かった今年も後数日となりましたが、
一年が終わる大晦日の週に当亭では、ひとと歳の水の恩を送るために茶家同様に
除夜釜をかけます。水と火がなくては茶湯は出来ぬと知りながらも、つい忘れがちに
なるのが「水の恩」。それゆえに年の境い目に改めて大年を惜しみ、感謝の念を新た
に致すのでございます。
今週の初の膳/酒の肴膳は、「年越」をテーマとして
つもごり鴨蕎麦、春菊不老長寿和え
鮭かぶら巻き、柚子田楽、烏賊にごり焼
除夜粥汁、 お口すすぎは、芹 昆布茶 でございます。
やがて、とこからともなく除夜の鐘の音が、強く五十四、弱く五十四、合わせて
百八声。これは十二月、二十四節気、七十二候の合計がこの数だそうで、
人間の煩悩(心身をまし乱す迷いのもと)の総てを鐘の響きにのせて吹き祓う
のでございます。
今週では最今の不景気を吹き飛ばさんが如く 皆様とご一緒に「餅搗き」を致し、
搗き立て餅をお召上がり頂きます。 本年は29日までの営業とさせて頂き、
身勝手ながら 30日から新年明けまして3日までは正月休みを頂戴致します。
尚、新年1月4日初店よりの営業でございます。
皆様には何卒良い年をお迎えなさいますよう お祈り申し上げます。 亭主合掌
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